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おもてなしの心と安らぎの空間。部屋ひとつひとつの個性を楽しむ。「ホテル庵浅草(ホテルアンアサクサ)」

ホテル

浅草といえば、日本で上位に位置する主要な観光地である。ステイホームが推奨される以前は国内外問わず様々な地域から足を運ぶ旅行客で溢れかえった。それ故に、ビジネスホテルやシティーホテルなど形式問わず様々な観光客向けホテルが多くこの街には立ち並んでいる。かっぱ橋道具街と国際通りの中間、西浅草は一歩歩けば観光地だが、基本住宅地のため大規模な宿泊施設はあまりない。そんな西浅草をふと歩いていると、突然視界に飛び込んできた幅広の暖簾に庵の文字。すぐ真横の切り抜き看板には「庵HOTEL」と書いていた。この場所にこの規模の宿泊施設とは珍しい。爽やかな新緑に石作りの壁、広々とした間口。和の雰囲気を醸す落ち着いた出で立ちとは裏腹、ほんの少しの洋のエッセンスを感じる佇まい。シックな中に見せる穏やかな雰囲気は、さながら非日常を思わせる。引き込まれるようにゆったりと足を踏み入れた。

モダンな雰囲気を醸す和の空間

行燈の光に優しく照らされたエントランス。木でできた格子の壁や奥に見える暖簾が奥ゆかしい和の空気感を演出している。コンセプトは和モダン。外国と日本から見た和の雰囲気は違うようで、ここでは外国からの視点で見た和を再現しているのだという。

ホテル庵浅草(ホテルアンアサクサ)は2019年8月にオープン。1号店の築地は近隣や出張のビジネスマンをターゲットに、2号店に当たる浅草はたまたま良い物件に縁があったことも重なり、観光客をターゲットにして運営を始めた。ちょっと曲がったら合羽橋、10分程度歩いたら雷門。長期滞在には嬉しい閑静な周辺と2路線の駅近。観光には持ってこいのこれ以上ない立地だ。

それも相まって9割は外国人で埋まってしまう。ファミリー層が多く、英語圏や中国語圏、ヨーロッパの方々など幅広い国籍のゲストを迎え入れた。特別宿泊プランを盛り上げるわけではなく、シンプルなステイプランがメインだったにも関わらず、部屋はほとんど満席が続いたそう。ここまで人気を集めた秘訣は他にも眠っているのではないだろうか。

紳士に向き合うおもてなしの心

ここホテル庵の部屋数は全部で92部屋。沢山のお部屋がある中で壁紙はすべて違うのだという。デザイナーに書き下ろしてもらったというデザインは和モダンな雰囲気はそのままにお部屋ごとすべてカラーが違う。写真のお部屋は鯉が描かれたお部屋で、リクエストも多く特に評判が良いのだそう。どんなお部屋になるのかわからないというワクワク感に加え、ひとつひとつの部屋の個性を感じれる楽しさが人々を引き付けるのだろう。

お部屋だけでも十分素晴らしいのだが魅力はそれだけではない。観光に来た外国人の方々は、実際に日本人と話す機会が限られていると言う。日本語を勉強しているとなると別かもしれないが、確かに知らない言語の知らない土地で現地の人と積極的に話すことはあまりないだろう。だが、ホテルのスタッフは他の方に比べコミュニケーションの機会が多い。そのため日本の代表として映り、怪訝な態度をとればそのまま日本の印象を悪くすることになる。加えて、せっかく楽しみに来た日本の思い出を台無しにする引き金にもなりえる。日本で出来るだけ充実した時間を過ごしてもらえるよう、日本人ならではのおもてなしを。スタッフはできる限りのサービスを心掛けているのだそう。大阪への行き方や富士山への行き方、バスでの行き方など細かな要望も調べて、分かりやすいよう印刷してお渡しする。また、なんと言っても観光の醍醐味となってくるのは食事。お寿司や蕎麦、屋台だとどら焼きなど選択肢も多く、口馴染みのない日本食は外国人にとって未知の領域である。その上でホテルとしてでなく、地元民の、個人としてのおすすめを教えている。口コミでは語られない現地ならではの情報に喜んでくれる方は多いのだという。

おもてなしの心を持ったサービスを提供するホテル庵。スタッフの多くが英語、中国語を対応しているのだが、以前たまたま外国語に対応していないスタッフにリクエストが入ったことがあった。拙いながらも一生懸命リクエストに応える姿で心意気が伝わり、喜んでいただいたこともあったそう。スタッフの紳士にお客様に寄り添う姿勢がこのホテルを人気にした大きな秘訣かもしれない。

安心してゆったりと過ごす時間

今は外国からのお客様がなかなか来れない情勢にあるが、その分ひとりひとりに更に丁寧に対応したいという支配人。できる限りのリクエストに答えるのはもちろんのこと、今一番心配されるコロナ対策についても万全に対策。短期の滞在や週、月単位の滞在でも思いっきり安心してゆったり過ごしてもらえるよう気にかけているという。

また感染予防のため今は止まっているが、新しいスペースを作る動きもあるという。以前ロビーには椅子が置いてあり、そこで夜お酒を飲むお客様が多く交流も頻繁にあった。そのフレンドリーな雰囲気はそのまま、カフェスペースにする話を進めているという。軽食やコーヒーをお出しして、観光の前のリラックスタイムや長期滞在者の憩いの場を作っていきたいと話していた。常にお客様に寄り添ったサービスを展開するホテル庵。近くに遊びに来た際はここで一泊の安らぎを味わうのも良いのではないだろうか。

ホテル庵浅草(ホテルアンアサクサ)
住所  :東京都台東区西浅草2丁目10-6
定休日 :なし
電話番号:03-5246-4407

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